はじめに
サイバーリスクレジスターはどのように評価すればよいですか?
X-AnalyticsのRisk Register Assessmentを使えば、サイバーリスクレジスターを数分で評価できます。リスクレジスターをアップロードすると、エージェントがそれを検証し、サイバー関連の各エントリを損失カテゴリ、リスクシナリオ、CISセーフガードにマッピングしたうえで、プロファイルに照らして品質、カバレッジ、キャリブレーションを採点します。レポートには、リスクレジスターの強み、ギャップのある箇所、最も大きなリスク低減効果をもたらす追加項目が示されます。
最高イノベーション責任者のBob Vescioが、リスクレジスターのアップロードからスコア付きのアセスメントレポートまで、Risk Register Assessmentを順を追って解説します。
主なポイント
- Risk Register Assessmentは、リスクレジスターの検証、マッピング、採点を数分で行います。手作業では30分から90分かかることもある作業です。
- Word、PDF、Excel、CSVファイルに対応しています。
- サイバー関連のすべてのエントリが、X-Analyticsの損失カテゴリ、脅威と資産のシナリオ、主要および副次的なCISセーフガードにマッピングされます。
- 採点の対象は、リスクレジスターの品質、上位の損失カテゴリ・リスクシナリオ・サプライヤーのカバレッジ、プロファイルに照らしたキャリブレーションです。
- レポートではCISセーフガードが残りのリスク低減効果の順に並ぶため、どの追加が最も重要かがわかります。
Risk Register Assessmentとは?
Risk Register Assessmentは、リスクレジスターが実際のサイバーリスクをどの程度反映しているかを確認する、X-Analyticsのエージェントです。リスクレジスターをアップロードして、プラットフォームで測定している内容と比較したいというお客様の要望に応えて、X-Analyticsが開発しました。X-Analyticsで増え続けているアセスメントエージェントの1つで、経営陣や取締役会に自信を持って提示できるリスクレジスターが得られます。
リスクレジスターアセスメントの始め方
5つのステップで始められます:
- 「AIツール」に移動して「assess」と入力すると、すべてのアセスメントエージェントが表示されます。
- Risk Register Assessmentを選択し、「Start Assessment」をクリックします。
- 「Attach File」をクリックし、リスクレジスターを選択します。Word、PDF、Excel、CSVのいずれのファイルにも対応しています。
- 「Upload」をクリックします。
- 「Upload and Validate」をクリックします。
エージェントによるリスクレジスターの検証
エージェントはまず、そのファイルが未解決事項のリストや監査所見ではなく、リスクレジスターであることを確認します。各検証チェックの結果は「合格」「警告」「不合格」のいずれかで、その根拠も示されます。エージェントは信頼度評価も示し、80%を超えていれば、ファイルがリスクレジスターであるとエージェントが確信していることを意味します。ウォークスルーでは、すべてのチェックに合格し(うち1つは警告)、ファイルの信頼度評価は95%でした。続行するには「Yes, proceed to mapping」を選択します。
エージェントによるリスクレジスターのマッピング
エージェントはすべてのエントリを確認し、サイバー関連のリスクとそれ以外を区別します。サイバー以外のエントリは識別されたうえで、マッピングの対象外となります。サイバー関連の各エントリは、次の項目にマッピングされます:
- X-Analyticsの1つ以上の損失カテゴリ
- 脅威シナリオと資産シナリオの組み合わせ
- CIS Critical Security Controls v8.1の主要および副次的なセーフガード
マッピング表の下にある所見には、採点の前に詳しく確認すべき点が示されます。
リスクレジスターの採点方法
エージェントは4つの領域でリスクレジスターを採点し、すべての結果について詳しい根拠を示します。また、プロファイルと一致しないエントリにもフラグを付けます。ウォークスルーでは、架空の物流会社のリスクレジスターをあえて金融サービスのプロファイルに照らして評価したところ、エージェントがその不一致を指摘しました。
品質スコア
品質スコアでは、リスクレジスターに適切な基本フィールドがあるか、リスク記述が明確か、評価に一貫性があるか、オーナーシップが定められているかを確認します。
カバレッジスコア
カバレッジスコアは、リスクレジスターがプロファイルとどの程度整合しているかを測定するもので、上位5つの損失カテゴリ、上位5つのリスクシナリオ、上位5社のサプライヤーと比較します。ウォークスルーでは、リスクレジスターは上位の損失カテゴリの66.7%をカバーしていました。最大のギャップは、2番目に大きい損失カテゴリである知的財産の不正流用で、部分的にカバーしているエントリが1つあるだけでした。サービス拒否に対応するエントリはありませんでしたが、総エクスポージャーの2.6%にとどまるため、妥当である可能性があります。
キャリブレーションスコア
キャリブレーションスコアは、リスクレジスターのリスク評価とプロファイルの評価を比較し、両者が一致している箇所と食い違っている箇所を示します。
キーコントロールとエビデンス
このセクションには、リスクレジスター内の各キーコントロールを支えるCISセーフガードが、プロファイルから得られたエビデンスとともに一覧表示されます。リスクレジスターではキーコントロールとして扱われているのに、プロファイル上では実装が不十分なコントロールにはフラグが付くため、各コントロールが実際にどの程度機能しているかをリスクレジスターに反映できます。
リスクレジスターアセスメントレポートの内容
Risk Register Assessmentレポートは、検証、マッピング、採点の結果をまとめ、すべての判断について詳しい根拠を示します。どのエントリを残し、どのエントリを調整すべきかを正確に把握できます。内容は次のとおりです:
- リスクレジスターの総合評価
- 損失カテゴリ別に内訳を表示できる、リスクグリッドの全体
- 残りのリスク低減効果の順に並べたCISセーフガード(リスクレジスターへのどの追加が最も重要かを示します)
ウォークスルーのリスクレジスターは「要改善」と評価されました。これはまさに、このアセスメントが明らかにするよう設計されている点です。
「Yes, create the artifact」を選択すると、レポートを共有可能なアーティファクトに変換できます。Vaultに保存して編集し、X-Analyticsの内外の相手とリンクで共有できます。
よくある質問
Risk Register Assessmentでは何ができますか?
リスクレジスターを検証し、サイバー関連の各エントリを損失カテゴリ、リスクシナリオ、CISセーフガードにマッピングして、X-Analyticsのプロファイルに照らしてリスクレジスターの品質、カバレッジ、キャリブレーションを採点します。
どのファイル形式をアップロードできますか?
Word、PDF、Excel、CSVファイルです。
所要時間はどのくらいですか?
数分です。同じレビューを手作業で行うと、30分から90分かかることがあります。
サイバー以外のエントリはどうなりますか?
エージェントがそれらを識別し、マッピングの対象外とします。そのため、アセスメントはサイバー関連のリスクに絞って行われます。
アセスメントはどのようにリスクレジスターのギャップを見つけますか?
リスクレジスターを、プロファイルの上位5つの損失カテゴリ、リスクシナリオ、サプライヤーと比較し、対応するエントリがない重大なエクスポージャーを強調表示します。
レポートを共有できますか?
はい。共有可能なアーティファクトを作成してVaultに保存し、X-Analyticsの内外の相手と共有できます。
アセスメントについてご質問がありますか?X-Analyticsのカスタマーサクセスチーム
customersuccess@x-analytics.comまでお問い合わせください。
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Vault:アーティファクトの保存、注釈、共有
作成したアーティファクトを保管し、ご自身のメモを追加して、ご自身が管理するアクセス権で共有できます。
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