はじめに
Project Builderは、X-Analytics AI Toolboxに含まれるエージェント群で、計画中のセキュリティ投資を、「プロジェクト」で管理できるプロジェクトに変換します。範囲、予算、時期に関するいくつかの質問に答えると、エージェントがプロジェクトを作成してフレームワークにマッピングし、低減されるリスクとその支出に対するリターンを返します。
主なポイント
- Project Builderエージェントは、X-Analyticsが示すガイダンスを、管理、予算化、報告ができるプロジェクトに変換します。
- 各エージェントは、暗号化、データセキュリティポスチャ管理、ID・アクセス管理、多要素認証、セキュリティ意識向上トレーニングなど、特定のトピックを扱います。新しいトピックも定期的に追加されます。
- どのプロジェクトでも、オーナー、予算、開始日、終了日、対象とする環境の範囲、含める要素の6項目を入力します。
- フレームワークへのマッピングは任せられます。事前に関係を把握しておかなくても、エージェントがプロジェクトをCIS CSCまたはNIST CSFにマッピングします。
- 完成したプロジェクトは、低減されるリスクと予算に対するリターンを示し、Vaultに保存したりCFOに送ったりできる共有可能なアーティファクトに変換できます。
- どの詳細も、エージェントに伝えれば変更できます。エージェントはレポートを作り直し、「プロジェクト」画面のプロジェクトを更新して、新しい共有可能なアーティファクトを作成します。
X-Analyticsの最高イノベーション責任者であるBob Vescioが、データセキュリティポスチャ管理のプロジェクトを最初の質問から共有可能なレポートまで作成し、その後、日付を修正して作り直します。
Project Builderとは?
Project Builderは、X-Analytics AI Toolboxに含まれるエージェント群で、X-Analyticsの計画エリアである「プロジェクト」にプロジェクトを作成します。各エージェントは1つのトピックを扱い、短いステップ形式の手順で案内します。確認するのは、プロジェクトのオーナー、費用、実施時期、環境のどの程度を対象とするか、何を含めるかです。
エージェントが存在する理由は、マッピングにあります。通常、プロジェクトを作成する際は、計画中の投資がCIS CSCやNIST CSFとどう関係するかを把握してからでないと、その投資がもたらす効果を測定できません。エージェントがその手順を担うため、導入の内容をご自身の言葉で説明し、フレームワークへのマッピング、リスク低減、リターンをあわせて受け取れます。
Project Builderエージェントの見つけ方
AIツールを開き、「project」と入力します。すべてのProject Builderエージェントが表示されます。各エージェントは特定のトピックを中心に構成されているため、作業内容に合ったエージェントを選択します。
| Project Builderエージェント | 利用する場面 |
|---|---|
| 暗号化 | 暗号化の適用範囲を展開または拡大するとき |
| データセキュリティポスチャ管理 | データセキュリティポスチャ管理ツールを導入するとき |
| ID・アクセス管理 | シングルサインオンを導入する、またはアクセス制御を拡大するとき |
| 多要素認証 | MFAを導入または拡大するとき |
| セキュリティ意識向上トレーニング | トレーニングプログラムを開始または拡大するとき |
トピックは定期的に追加されています。該当するエージェントで「Create Project」を選択すると、手順が始まります。
Project Builderエージェントが尋ねる項目
6つの項目です。どのプロジェクトでも同じ6項目を入力します。
| 入力 | 内容 |
|---|---|
| オーナー | サイバーリスクプロファイルのユーザーアカウントから取得 |
| 予算 | 支出する金額。X-Analyticsではこの金額を把握できないため、ご自身で入力します |
| 開始日 | プロジェクトの開始時期 |
| 終了日 | プロジェクトの終了時期 |
| 対象範囲 | このプロファイルの環境のうち、プロジェクトが対象とする割合(1〜100%) |
| 対象要素 | 含める具体的な項目。そのエージェントのトピックに固有の選択肢から選びます |
その後、エージェントは作成に入る前に、すべての内容を要約して提示します。要約を読み、必要な箇所を修正してから先に進むか、先に進めて後で修正してください。
プロジェクトレポートの内容
確定すると、エージェントがプロジェクトを作成し、次の4つを扱うレポートを返します。
- 指定した予算。
- プロジェクトによって低減されるリスク(ドル建て)。
- その予算に対するリターン(パーセンテージ)。
- フレームワークへのマッピング。自動で処理されます。CIS CSCとNIST CSFのコントロールが、ご自身で検討しなくてもプロジェクトに紐づけられます。
レポートには、プロジェクトが組織にとってどのような意味を持つかの解釈も含まれます。共有可能なアーティファクトに変換すれば、Vaultに保存したり、編集したり、CFOやCEO、そのほかその支出で何が得られるのかを尋ねる人に送ったりできるレポートになります。
作成後のプロジェクトの変更方法
変更したい内容をエージェントに伝えます。終了日の誤り、予算の見直し、対象範囲の変更など、修正内容をチャットで説明すると、エージェントが新しい値でレポートを作り直して保存し、「プロジェクト」画面のプロジェクトを更新します。新しい共有可能なアーティファクトは、必要なときにいつでも作成できます。
同じ会話の中で、プロジェクトを予定より早く完了したり削除したりすることもできます。また、プロジェクト自体から詳細を手動で編集することもできます。
プロジェクトの保存場所
左側のナビゲーションで「プロジェクト」を選択します。作成したすべてのプロジェクトが、開始日と終了日とともに表示されます。いずれかを開くと、詳細の全体とそれに紐づくアクションを確認でき、そこから何でも手動で編集できます。
プロジェクトレポートはVaultにも蓄積されます。Vaultで「project」と入力すると、これまでに生成したすべてのレポートが表示され、すぐに開いたり再度共有したりできます。
得られる成果
- リターンが測定された、予算付きのプロジェクト。予算を入力すると、低減されるリスクとその支出に対するリターンが得られます。
- ご自身で検討する必要のないフレームワークへのマッピング。CIS CSCとNIST CSFのコントロールを、エージェントがプロジェクトに紐づけます。
- CFOが読むレポート。その支出で何が得られるかを、財務部門が使う言葉で示す共有可能なアーティファクトです。
このエージェントの場所
Project BuilderエージェントはX-Analytics AI Toolboxにあり、「プロジェクト」にプロジェクトを作成します。ライブラリ全体についてはAI Toolboxのウォークスルーで紹介しています。取り除くリスクの大きさでセキュリティ支出を順位付けするという、より広い視点については投資の優先順位付けをご覧ください。
あわせて視聴したい関連ウォークスルー:
- Actions Simulator:予算を投じる前に、その意思決定を検証できます。
- Board Reporting:プロジェクトを取締役会に持ち込むためのレポートを扱います。
- Vault:プロジェクトレポートが蓄積され、注釈を付けて共有できる場所です。
X-Analyticsとは
X-Analyticsは、サイバーセキュリティとリスクのリーダーが、サイバーとAIに関するあらゆる意思決定に答えを手にして臨めるよう支援します。その答えとは、数分で得られる、測定可能なリスク低減の機会です。X-Analyticsは、CISO、経営幹部、取締役会、そしてリスク管理業界が、サイバーセキュリティとAIの戦略を最も重要なビジネス上の優先事項と整合させるために頼りにしているサイバーリスク・インテリジェンスソリューションです。
よくある質問
X-AnalyticsのProject Builderとは何ですか?Project Builderは、X-Analytics AI Toolboxに含まれるエージェント群です。計画中のセキュリティ投資を、「プロジェクト」で管理できるプロジェクトに変換し、フレームワークへのマッピング、低減されるリスク、予算に対するリターンをあわせて示します。
Project Builderエージェントはどこにありますか?AIツールを開き、「project」と入力します。すべてのProject Builderエージェントが表示され、それぞれ特定のトピックを中心に構成されています。
Project Builderエージェントがあるのはどのトピックですか?暗号化、データセキュリティポスチャ管理、ID・アクセス管理、多要素認証、セキュリティ意識向上トレーニングなどがあり、新しいトピックも定期的に追加されています。
始める前にどのような情報が必要ですか?6つの情報です。プロジェクトのオーナー、予算、開始日と終了日、プロジェクトが対象とする環境の範囲、含める要素です。
プロジェクトがCIS CSCやNIST CSFにどうマッピングされるかを把握しておく必要はありますか?いいえ。マッピングはエージェントが行います。導入の内容をご自身の言葉で説明すれば、完成したプロジェクトとともにフレームワークへのマッピングが提示されます。
投資対効果はどのように算出されますか?エージェントは、プロジェクトによってサイバーリスクプロファイルから取り除かれるリスクを、指定した予算と比較して測定し、ドル建てのリスク低減額とパーセンテージでのリターンの両方を報告します。
作成後にプロジェクトを変更できますか?はい。変更したい内容をエージェントに伝えると、レポートを作り直し、新しい値を保存して、「プロジェクト」画面のプロジェクトを更新します。プロジェクトを完了または削除したり、詳細を手動で編集したりすることもできます。
プロジェクトレポートを共有できますか?はい。レポートを共有可能なアーティファクトに変換すれば、Vaultに保存したり、編集したり、組織内の誰にでも送ったりできます。
すべてのプロジェクトはどこで確認できますか?左側のナビゲーションで「プロジェクト」を選択します。プロジェクトレポートはVaultにも蓄積され、「project」と入力して検索できます。
X-AnalyticsはCRQツールですか?いいえ。X-Analyticsはサイバーリスク・インテリジェンスソリューションです。サイバーリスク・インテリジェンスにはCRQの要素が含まれており、X-Analyticsはそれらを意思決定にまでつなげます。Project Builderのような専門のAIエージェントを通じて、サイバーリスクを測定し、それを低減するアクションと結び付けます。
ウォークスルー全編を視聴
上の動画では、データセキュリティポスチャ管理のプロジェクトを、最初の質問から完成したレポートと共有可能なアーティファクトまで作成し、その後、日付を修正して作り直しています。
エージェントについてご質問がありますか?X-Analyticsのカスタマーサクセスチーム(customersuccess@x-analytics.com)までお問い合わせください。
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